うなぎと全く関係ありませんが壱岐高校野球部にメッセージです。
昨日、長崎県の壱岐高校が悲願の甲子園初出場を果たしました!壱岐には何度か訪問したことがありますが、本当に海が綺麗で素晴らしいところです。壱岐には高校が二つしかないそうで、そんな中で壱岐高校が島民の皆さんの期待を一身に背負い、甲子園の土を踏んだことは、まさに快挙と言えるでしょう。
壱岐高校は、去年の秋の県大会で準優勝という素晴らしい成績を収め、さらに九州大会ではベスト8にまで躍進したそうです。その勢いは本物であり、今回のセンバツ21世紀枠での選出は、まさに100年の高校野球の歴史における軌跡と言えるのではないでしょうか。
結果は惜しくも一回戦で東洋大姫路高校に敗れてしまいましたが、その戦いぶりは私たちの胸に深く刻まれました。壱岐の人口は約23,000人。私の住む箱崎の人口が20,000人くらいですから、それを考えると、壱岐高校野球部のメンバーが全員島民というのは驚異的なことです。私立高校が強豪をひしめく現代において、この事実は本当に素晴らしいと感じました。地域の子どもたちが力を合わせ、夢を追いかける姿は、多くの人々に勇気と希望を与えたことでしょう。
試合を見ていて、体格差は歴然としていました。まるで大人と子供のようでしたが、壱岐高校の選手たちは臆することなく、最後まで全力でプレーしていました。特に印象的だったのは、両チームの投手の素晴らしいピッチングです。東洋大姫路高校の投手は、さすがの貫禄で壱岐打線を封じ込めていましたが、壱岐高校の投手も負けていません。球速はそれほどないものの抜群のコントロールで相手打者を翻弄し、何度もピンチを切り抜けていました。スライダーかな?カーブかな?うまくタイミングをズラしていました。そのコントロールと粘り強い投球術にはまだまだ成長の余地はあると思いました。
惜しくも初戦突破はなりませんでしたが、壱岐高校野球部の戦いは、島民の皆さんの心に深く刻まれたことでしょう。この経験を糧に、また夏の甲子園に向けて成長してくれることを期待しています。
今年の夏、さらに成長した壱岐高校野球部の姿を再び甲子園で見られる日を楽しみにしています!頑張れ、壱岐高校!そして、感動をありがとう!そのひたむきな姿を見ていたら、胸が熱くなりました。